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図書室

ここでは私が最近読んだ本を紹介します。
と、いうか、ただ単に読んだ本を記録してたいってだけなような・・・。
でも、「なんか本、読みたいんだけど・・・」っていうような人は参考できると思います。
ジャンル、バラバラです。しかもまだこれだけ。(’99.6〜読んだもの)

読んだ月 本の名前 著者 出版社 感想や大まかな内容
7月 異邦人 カミュ 新潮文庫 主人公の男性の母の死、恋、殺人、刑を執行されるのを待つ間などの心境などが書かれている。かなりのひねくれ者と思われる。はっきり言って、私はこういう人は嫌いです・・・。
6月 すべてがFになる 森 博嗣 講談社 推理小説。コンピューター用語が結構出てきます(ちょっと難しいかも)。最後まで犯人が分からなかった。著者、最近話題の人です。
7月 夏の終り 瀬戸内晴美 新潮文庫 年配女性の不倫の話。5話あって1〜4は同じ主人公で最後の5話目だけ別の話。でも主人公の置かれている境遇などはかなり共通点が多いのはなぜ??
6月 我が友 本田宗一郎 井深大 ごま書房 ”僕は例えロビンソン・クルーソーの孤島に流されても生き抜いていくつもりだし、瓦の上にまかれても芽を出し花を咲かせる自信がある”。このぐらいのこと思って生きなきゃ偉人にはなれないんだろうな。なんかかっこいい人です。
8月 夜の蝉 北村 薫 創元推理文庫 推理ものというからてっきり殺人とかがあるものかと思っていたのですが、全然違った。なんとなくスマートな小説だと思った。だけど、主人公が謎が解けないとすぐ落語家に相談してなぞ解きしてもらうところが頼り過ぎで話的にいやだった。
8月14日 塩狩峠 三浦綾子 新潮文庫 最近読んだ中で一番手応えのある本でした。これから結納へ向かうという列車で突然の事故発生。主人公が自ら体を投げ出して列車を止め、乗客全員を救う。この話はノンフィクション。キリスト教信者はどうしてこんな風な考え方で試練を乗り切れるのかととても考えさせられました。
8月?日 道ありき 三浦綾子 新潮文庫 またまた三浦綾子シリーズ。これは彼女の自伝です。かなり生きる上での勉強になります。自分がいかに病気もせず幸せであるかってことを思い知らされました。
9月?日 氷点(上・下) 三浦綾子 角川文庫 やっぱ三浦さんは読みやすいです。この小説で彼女は作家としてデビューしました。以前、これをドラマ化したものを見たことがあります。でも全然本で読んだ方がいいかも。主人公の明るく強い人柄は元気を与えてくれました。内容は自分の娘を殺した犯人の娘を引き取る夫婦の話。心の葛藤などが多いです。最後、終り方が中途半端だな、と思ったらどうやら「続・氷点」があるらしい。そっちも必見です!
10月?日 続・氷点(上) 三浦綾子 角川文庫 三浦綾子さん追悼ということで本屋の目に付くところにおいてありました。まだ上巻しか読んでない(下巻は売り切れていた)。内容は氷点の続き。結構どろどろしています。生と死、愛と憎悪など。。高校生だった主人公がどんどん大人へと成長していきます。
6月?日 果て遠き丘 三浦綾子 集英社文庫 悪女・香也子の話。ほんと、心の底から腐ってます。性根を叩き直したいと思いました。読んでて彼女の非情さ、極悪さにイライラしました。でも香也子の様な考えは人間、誰にでも潜んでいる悪の部分だと思います。読んでみると、よろし。ここまで三浦作品を読むと、話のパターンも見えてきました。
6月22日 友情 武者小路実篤 新潮文庫 高校の時、担任でもあった国語の先生が「『友情』と『こころ』は若いうちに読んでおいた方がいい、と言っていたのを思い出し読みました。内容は三角関係の話。野島が好きな女性・杉子が実は野島の親友・大宮のことを好きで、友情と愛にはさまれる大宮、という形です。よくありそうな話。相思相愛ならば友情よりもそっちをとるべきだと私も思いました。後編の杉子の手紙が熱過ぎで嫌でした。
6月27日 斜陽 太宰治 新潮文庫 読みにくかった。上の友情は1日で読んだのに、同じ厚さくらいでありながら4日もかかってしまいました。貴族の母・姉・弟3人と、弟の知人である上原という4人のそれぞれの生き方を描いた話。よく分からない。それぞれ4人とも全く違った考えの持ち主で、話は全体的に暗い。病気で死ぬ人、自殺する人など出てくるし。"斜陽族"という言葉はこれから出たらしいです。
7月12日 海峡の光 辻仁成 新潮文庫 刑務所看守の主人公が受刑者となって現れた小学校の時自分をいじめた憎き花井と再会する。過去の花井への感情を抱きながら彼を監視する主人公の心情を中心に書かれている話。花井は裕福な家庭で育ちながらも心寂しい人間で、話の最後の方はとても切なくなりました。花井のような人、実際存在しそうです。
8月20日 砂の女 阿部公房 新潮文庫 なーんか読み終わるのに長くかかりました。虫を採りに行った中年男性が砂丘に迷い込み、その村のある女の家に一晩泊めてもらうつもりが、村中がグルになり監禁されて帰れなくなる話。砂丘にいくつも穴があいていて、そこの中でそれぞれ生活しているような村で、上からはしごを下ろしてもらえないと外に出られず、何度も男性は脱走を試みるのですが・・・。結構最後は意外でした。でもこれが人間の深層心理なのか?って感じ。この話はいろいろな国で翻訳され、大変話題になった話だそうです。


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